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2001

THE BRAIN PROJECT]     

中國,北京,2001年制作    

7分32秒

 1999年到2002年,我在北京念書過。網路也越來越發展,數位相機發達得很快,很多電腦軟體出來,很多藝術家走了多媒體藝術的方向。中央美院的雕塑系電腦教室也每天都很人,我等待電腦很久才可以用的狀態了。那時候,IOC會議上決定了北京奧運會。中國政府立即開始了北京亂七八躁的胡同整理。北京最熱鬧的王府井也不是例外。被拆掉的老房子到處都有造成了瓦礫的一大推山。好像被遇空襲的都市那樣被拆掉了。我用剛買的數位相機來一張一張拍照,記錄下來了。那時候還是畫數很小,跟現在的數位相機不一樣畫面不好的。可是我覺得這數位相機很方便,到底我們人類的腦袋是已經輸給數位相機嗎? 數位相機可以拍好機千張,那到底我們的腦袋是可以記錄多少張照片??到底可以記住多少風景??多少歷史??多少年??多久??多大??這樣的懷疑始終在裡頭。擔心人類的腦袋已經不能進化,也要貼心人類腦袋的健康。所以影片裡的三個惱人做健康體操。管理腦袋的健康狀態。 ​ ​ ​

 

 

 

 

 

 1999~2002年まで、北京で留学しました。インターネットも普及し始めたころで、デジタルカメラは急速に人々の手にいきわたり、コンピューターソフトも、急激に発展しました。多くの芸術家もコンピューターを使い始め、中央美術学院彫刻家科のコンピュータールームは連日満員で、パソコンを使うのに列に並ばなければならない状態でした。ちょうどその年、IOCは、北京オリンピックを決定しました。中国政府は即刻北京市内の大整理を始め、北京で一番大きい繁華街王府井もその例外ではなく、そこかしこに瓦礫の山を積み始めました。まるで空襲の後のような風景です。古くなった建物などを壊し始めました。ちょうどそのころ買ったばかりのデジカメを使い、一枚一枚、とその光景を記録し始めました。当時はまだ画素数が低かったので、画面はそれほど鮮明ではありませんが、デジカメは便利で、早く、扱いやすいと感じました。ある時、もちろんデジカメはたくさんの写真を記録できますが、果たして人間の脳の容量に勝てるのかなあ?とふと思いました。SDカードの容量には制限がありますが、このまま発展し続けたら、膨大な量の写真を記録できるはずです。しかし、人間の脳はいったい何枚の写真を記録できるのでしょうか?どれだけの風景を、どれだけの歴史を、記録できるのでしょうか?そんなことが頭から離れなくなり、脳はもうこれ以上進化できないのではないか?と心配になりました。それゆえ、脳に対しての思いやりや、健康管理を心配し、健康体操して脳をリラックスさせる必要があるのかもしれません。  

「脳にもっと労わりを!」そんな気持ちを作品化しました。

aditional music from The album  

Fred Frith / Step Across the Border

© 2018 by Atsushi Yoshida

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